昔の顕微鏡
エルンスト・ライツの比較顕微鏡「COMP」です。
シリアルNo. 252681
1927年に製造された顕微鏡です。
顕微鏡
高さ約 41cm
幅 17cm
重さ 4.0 kg
接眼レンズ 9倍
対物レンズ 3.2倍(x 2本)
顕微鏡はクリーニング済の状態です。
大型の比較顕微鏡はおおむね良い状態を保っています。
接眼レンズや対物レンズ等は、全てライツ社の純正品です。
駆動系は正常に動作します。
通常の顕微鏡と違う形状の比較顕微鏡です。
鏡基に1本の対物レンズ (3.2倍)を装着した二連の鏡筒と、その上に光路を一つにするプリズムと接眼レンズ(9倍)、そして2つの試料を搭載するステージが特徴です。
シリアル番号(画像4枚目を参照)
シリアルNo.252681から1927年の製造であることが分かります。
試料ステージ(画像10枚目を参照)
比較する透過試料2枚を試料台に載せて観察する位置を合わせます。
試料ステージの下には2つのコンデンサーレンズと2枚のミラーが備わっています。(画像11枚目を参照)
2連の鏡筒は、向かって右側の鏡筒には対物レンズの上にピント調整用の「微動ネジ」が備わっています。
最初に左側の対物レンズで試料のピント位置を合わせて、次に右の対物レンズのピント位置を「微動ネジ」を調整して合わせて、最終的に左右両方の試料のピントが合うようにします。
ライツカタログ(1929年)の「COMP」のページ(画像10枚目を参照)
ライツ顕微鏡博物館のパンフレット(画像11枚目を参照)
ヨヘンさんのライツ顕微鏡コレクションの一部(画像12と13枚目を参照):
この顕微鏡はドイツ在住のライツ顕微鏡コレクター「ヨヘンさん」のコレクションであった顕微鏡ですが、彼の結婚資金のために1台を私が買い取りました。画像は35年前に彼の家を訪問したときの写真です。
【ライツ社の真鍮製(金色)の比較顕微鏡は総生産台数が少数であったため、現在では見ることのない珍しい顕微鏡です。ドイツ・ウェッツラーのライツ顕微鏡博物館に1台展示されています】
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